第四回東京インディペンデント映画祭 ノミネート7作品正式発表!

第四回東京インディペンデント映画祭ノミネート作品発表! 昨年に引き続き、本年も全国から数多くの素晴らしい作品をご応募いただきました。 応募総数489作品。 その中から、厳正なる審査を経て、見事ノミネートに輝いた7作品を発表いたします! いずれも、独自の視点と表現力、そして高い完成度を備えた注目作品です。 果たして、栄えあるグランプリ、準グランプリに輝くのは――。
受賞作品の発表は10月10日(土)当公式ホームページ、もしくは神保町コレクティブホームページ内にて。

【授賞式・受賞作品上映】
日時:10月31日(土)
会場:ワテラスコモンホール(千代田区)

授賞式では、グランプリ・準グランプリをはじめとする各賞を表彰するとともに、ノミネート7作品の上映を予定しています。 なお、人数制限はございますが、一般の皆さまにもご入場いただける予定です。映画祭の集大成となる一日。 ぜひこの機会に、未来を担うインディペンデント映画の才能に触れてください。 授賞式の詳細および一般入場についても10日の受賞作品とともに発表いたします。 皆さまのご来場を心よりお待ちしております。

NOMINATE

『黒いカラス』監督:横山ダイアナ

【あらすじ】
大学生のウミは、冬休みを過ごすため、故郷・藤沢へ帰省する。将来への不安、大切な人との関係、心の中に残り続けるいくつもの思いを抱えたまま、海辺を歩くウミ。そこで一羽のカラスと出会う。祖父母との時間や、カラスとの不思議な対話を重ねるうちに、ウミは自分の中に抱えていた感情と一つずつ向き合っていく。冬の海を後にするとき、ウミは少しだけ自由になっていた。
【CAST】
荻野萌、木村香代子、春園幸宏
【STAFF】
制作:ゴメイセン、アミンオワイス、福田大河 撮影:ヨウヨウ、セイシタツ、照明:セイシタツ、渡辺葵平 照明協力:カウチャプン アミット、コウ ブントウ、ザムゼ海 録音:青山望、 コヴァルドミトリー 助監督:福田大河、チェンユイトン
【監督プロフィール】
横山ダイアナ
日本生まれ、ロシア育ち。モスクワ大学で写真芸術と美術を学び、卒業制作 『Cinematic Style in Photography』は「Global Design Graduate Show 2022」のショートリストに選出されました。 写真表現を通して物語や感情を伝えることに興味を持ち、現在は主に撮影を中心に、 映画・映像作品の制作に取り組んでいます。写真で培った光や色、構図への感覚を活 かしながら、映像を通して人の感情や内面を表現することに関心があります。『黒いカラス』は、初めて監督として制作した作品です。

『冬子の夏』監督:金川慎一郎

【あらすじ】
高校最後の夏。進路を決められずにいる冬子だったが、行く末を定めつつある親友ノエルの様子に、焦りを募らせる。満開のひまわり畑で、二人は大きな岐路を迎える。
【CAST】
豊嶋花、長澤樹、朝日琢磨、松澤可苑、鎌田らい樹、北畑光希、関太(タイムマシーン3号)ほか
【STAFF】
企画/脚本:煙山夏美 監督:金川慎一郎 撮影:笠松則通 照明:岩下和裕 録音:佐藤悠 美術:古本衛 編集:二宮卓 VFXスーパーバイザー:入野俊郎 監督補:鈴木雄大 ドローンオペレーター:川角崇成 監督助手:武中志門、中口実咲 助監督応援:荒木孝眞 撮影助手:大和太 特機:上野隆治 照明助手:鈴木敏雄 美術助手:横田ひとみ 美術助手:萩原夕紀スタイリスト:望月恵 ヘアメイク:宮崎智子
【監督プロフィール】
金川慎一郎
1980年9月18日生まれ。CMディレクター。1980年 生まれ。2003年 博報堂プロダクツ入社、2013年 1月 株式会社WHITE所属。主な作品として明治「R1乳酸菌」「ミルクチョコレート」「TANPACT」/KIRIN「氷結」「澄みきり」「一番搾り」/DODA /UNIQLO /大正製薬「大正漢方胃腸薬」/P&G「アリエール」「ファブリーズ」/スズキ「ALTO」/Kubota/サントリー「金麦 糖質75%オフ」「明日のレモンサワー」「サントリー烏龍茶」/Renta!/ SoftBank/年末ジャンボ宝くじ/ maruho/エン転職/マースジャパン「Be KIND」/KUMON/ 日本マクドナルド「チキンタツタ」「ハワイだヨ!全員集合」/LION「NANOX」「CHARMY Magica」「ストッパ下痢止めEX」/ヤマサ/アサヒグループ食品「MINTIA」/Aflac/日経電子版/Rakuten「楽天トラベル」/JT「ひといき習慣シリーズ」/FamilyMartなど。
【予告編】
https://youtu.be/HsalUMYBpLc

『すみませんが、助けに行きませんよ!』監督:キム・テヒョン

【あらすじ】
20XX年。突如発生したゾンビウイルスにより、人類はほぼ壊滅。荒廃した世界に取り残されたのは、生存者・耀(よう)と巧(たく)の二人だけだった。ある日、巧はゾンビに追われる人影を目撃し、耀に助けるべきか相談する。しかし、耀は「リスクが高すぎる」と拒否。だが、それが女性だと分かった瞬間、彼の態度は一変する。久々に目にする女性の存在に心を奪われた耀は、「人類の希望は女性だ」と自己正当化し、妄想と葛藤を繰り返しながら救出作戦を決行。しかし、計画は失敗し、彼女はゾンビ化してしまう。その直後、巧が耀に衝撃の真実を告げる。それは、この世界に残された二人の運命を大きく揺るがすことになる──。
【CAST】
耀役:田中一平 巧役:籾⽊芳仁 愛役:新井郁太 幡役:しんご のぞみ役:樹⽉麗奈
【STAFF】
脚本・監督:キム・テヒョン 撮影監督:小松嶺介 カメラオペレーター:本荘在右、森優斗 撮影助手:伊藤隼幹、末安笑菜 録音&整音:柳田耕佑 録音助手:堀内萌絵子 特殊メイク:下畑和秀 ヘアメイク:薗部聖奈 編集・CG:キム・テヒョン カラーリスト:内藤亜莉紗 音楽:スス 助監督:タジマスズリ 制作:松浦卓矢、岡田佑介、髙木理海 プロデューサー:松浦卓矢、キム・テヒョン
【監督プロフィール】
キム・テヒョン(金 泰亨)
1983年生まれ。韓国出身。 多摩美術大学卒業後、日本の広告会社に就職し、映像ディレクターとして活動。 日々広告物を制作しながら、自主映画など、クリエイティブ活動をしている。 作品活動で「うえだ城下町映画祭 第14回自主制作映画コンテスト」審査員賞 古厩智之監督賞、「第6回O!!iDO短編映画際」最優秀作品賞、「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2025」入賞など、多数の映画祭で受賞。
【予告編】
https://youtu.be/muyYebn6RA0

『運命ハサミ少女』監督:久家友哉

【あらすじ】
北関東の町で囁かれる都市伝説──カップルの前に現れ、運命の赤い糸を切る「ハサミ女」。その正体は、孤独をこじらせて失恋した女子高生・黒霧カザミだった。偶然”運命を断ち切るハサミ”を手にした彼女は、孤独と快感を暴走させながら、町中のカップルの赤い糸を切っていく。
【CAST】
大和奈央、葉山陽琉、木埜冴太郎、小野寺夏音、山口玲於、加東歩、東野善典
【STAFF】
監督・脚本:久家友哉 プロデューサー:伊藤嵩 撮影:幸前達之 照明:久保田圭 録音:川村知嗣 音楽:小嶋翔太 編集:中村幸志朗/久家友哉 制作担当:石井憲成 制作進行:田幡響子/KATOSHIN 衣装:松野下直大 カラリスト:平田藍 オンライン:鈴木健也/桑原秀夫
【監督プロフィール】
久家友哉
2008 年武蔵野美術大学デザイン情報学科卒業。 同年、TYO プロダクションズ(現・TYO)の企画演出部に入社。 CM ディレクター/CM プランナーとして、様々な企業の CM、広告映像の演出・企画に携わる。 現在は、フリーランスとして活動。 EPOCH Inc.に所属。
【予告編】
https://youtu.be/NC18n2uYV8Y?si=UUYEoxN-budHGkSV

『灰から火』監督:藤原亜希

【あらすじ】
ウガンダ北部のゴット・ングル村で、ナンシーは農業を営み、子供たちを育てている。夫のジョーはめったに家にいない。ナンシーの家、最初の妻の家、そして町中で酒を楽しんでいるのだ。夜になると、家は薄暗くなる。ナンシーの家には小さなソーラーパネルしかなく、彼女と長男のジェネシスはそれを小さな電球につないで家を照らしている。最近電気が通った隣人のキャサリンの家にも、携帯電話の充電を頼みに訪れる。電気がもたらす変化を、ナンシーは羨ましく思う。子供たちのためのテレビ、明るく照らされた居間。ナンシーは、もみ殻発電で村に徐々に電気を供給しているマンドゥリス社による電気の開通を心待ちにしている。
そしてついにナンシー宅にも電気が通る。ナンシーは居間に明かりが灯っているのを見て、喜びで胸がいっぱいになった。ジョーが音響機器を持ち込み、電源を入れると、その夜、家はパーティー会場へと変貌する。光が家全体を照らし出し、一瞬、ナンシー家族は共に分かち合う未来の夢により近づけたように感じられた。
しかし、この儚い均衡は、ジェネシスが木から落ちて事故死したことで、無残にも打ち砕かれる。彼の死は家族を引き裂き、ナンシーを深い悲しみに突き落とす。妊娠しているにもかかわらず、彼女は休むことなく働き続けなければ生計が成り立たない。マンデュリスは彼女に電動自転車を贈り、ナンシーはすぐにそれを使って発酵乳を売るようになる。この自転車は、彼女に自立への道も開いた。息子の死を咎め、酒に溺れるジョーへの諦めを覚悟したナンシーは、子供たちを連れて、養母の住む別の村へ移り住むことを決意する。そこで彼女は、新たな人生の種を蒔く。再び電気のない生活に戻ったとしても、確信していることが一つある。灰の中から炎が生まれると。
【CAST】
Nancy Alanyo Joe Ojara Genesis Okello Blessing Lakica Maika Lamara Peter Benhur Odokonyero Nyeko
【STAFF】
監督:藤原亜希 プロデューサー:Giusse Dembault-Lalois 撮影:Jeff Semaganda 編集:Benoît Alavoine 音楽:Edgard Chenest プロダクションマネージャー:Guillaume Donot
【監督プロフィール】
藤原亜希
1979年東京生まれ。高校卒業後単身で渡仏。フランスの大学で国際関係を学ぶ。社会問題や外交の分野でアジアやアフリカ勤務。2012年にドキュメンタリー映画製作へと転換。

『ここに海をつくる』監督:片峯綾乃

【あらすじ】
海を見たことがない小学1年生の由楽は、一番好きな黄色の絵の具で海を描いた。由楽が認知症の祖父と暮らした最後の夏の物語。まだ知らないことだらけの子供が生み出す創造性、知っていたことを忘れていく認知症を通して、家族の愛を16mmフィルムで綴る。
【CAST】
大井 希心(由楽)、別府 康子(祖母)、山本 哲也(祖父)、今野 灯(先生)、松井 友梨花(クラスメイト)、熊谷 実音(クラスメイト)、長瀬 光河(クラスメイト)
【STAFF】
脚本・監督:片峯綾乃 撮影・照明:井上心
【監督プロフィール】
片峯綾乃
2002年5月生まれ。2025年日本大学芸術学部映画学科監督コース卒業。令和7年度 芳泉文化財団学部生 日本映画研究表彰受賞。 初監督作品である『ここに海をつくる』が、澁谷インディペンデントフィルムフェスティバル2025 、第21回大阪アジアン映画祭、仙台短篇映画祭2025にノミネートされ上映。現在フリーランスとして活動。最近好きな食べ物は焼き芋。
Instagram : @ayano_katamine  『ここに海をつくる』X : @PaintingOurSea
【予告編】
https://youtu.be/hVjR-m6QCME?si=8NYNhpiR5piUKWaO

『存在のゆらめき』監督:鈴木剛志

【あらすじ】
祖母の危篤を受けて実家に帰る夏希 緩やかにすぎるつたない夏の 1日 幾度も繰り返されるあの夏の日々 それは 並行宇宙か それは誰かの願いが引き起こした魔法か それは脳裏をせめぐ特別な記憶の反芻なのか
【CAST】
佐和山 夏希 役:佐藤 あみ、佐和山 弘子役:三原 和枝、佐和山 大樹役:竹内 啓、佐和山 真由美役:倉多 七与
【STAFF】
監督・脚本・編集:鈴木剛志 撮影・照明:大坪 隆史 助監督・美術:出口 健太郎
【監督プロフィール】
鈴木剛志
多摩美術大学卒業後、映画専門学校ENBUゼミナールを経て現在は広告ディレクター・プランナー。映像を作ることで、異なる人と人との接点を作れないか考え、日々制作をおこなっております。
【予告編】
https://www.youtube.com/watch?v=v_XE2s8QfTw